社会党

 もう多くの人は忘れてしまったでしょうが、
今から20年近く前、社会党という大政党があったのです。
それは、自民党に対抗できるほどの大きさだったと言えるかもしれません。
 しかし、その社会党にも、衰退の兆しがあったのです。
組織票である労働組合が、弱体化しつつあったのです。
 それでも、今から20年近く前、
無党派層の支持を取り込んで、最後の一花を咲かせたのです。
 さて、現代の日本。
こうした「社会党」という教訓を活用できているでしょうか。
 なぜ歴史は繰り返すのか。
人間は反省しないと同じ過ちを犯す。
その人間が歴史を作っているから、歴史は繰り返すことになる。

よくわかる政治 politics 2004 7 7
 株式市場の一部には、政治を読み違えている人がいますので、
ここで、政治の勉強をしましょう。
 基本的に、小泉改革を推進すればするほど、自民党や支援団体は弱体化します。
小泉改革は、よく言えば、自助努力、悪く言えば、弱肉強食です。
 しかし、この「弱」の部分が問題なのです。
この「弱」の部分とは、
農村や、公共事業で食べている地域、
規制によって守られている業界、
補助金で生きている業界です。
 これらの業界は、小泉改革の対象です。
同時に、自民党の支援団体です。
 だから、小泉改革を推進すればするほど、自民党は弱体化します。
これ以上、改革を推進すると、本当に、自民党は壊れてしまいます。










































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